2026.04.12
採用活動は、企業の大切な広報活動
合同説明会で、あらためて感じたこと
4月に入り、新入社員を迎えた企業も多い中、
すでに2027年卒向けの採用活動が各所で始まっています。
合同説明会も全国各地で開催されており、
先日、実際に会場を見て回る機会がありました。
会場を一通り見ていて、あらためて感じたのは、
学生の関心が集まる企業と、そうでない企業の差が、
想像以上にはっきりしているということです。
もちろん、企業の知名度や業界イメージの影響はあるでしょう。
同じ業界で、売上規模や従業員数、人事制度が概ね同程度の企業であっても、
学生の反応に差が出ている場面が少なくありません。
学生は「説明を聞く側」ではなく「見る側」になっている
合同説明会というと、
企業が学生に向けて会社を説明する場、というイメージが根強くあるように思います。
ただ、昨今は大手企業のCMや、長らく続いている売り手市場の影響もあるのか、
学生はかなり冷静に、企業を見て、判断し、評価しています。
実際、会場では学生が次のような点を、
短い時間の中で確認しているように見えました。
- 社員同士の関係性はどうか
- 学生に対する対応は丁寧か
- 誠実な姿勢が感じられるか
- 自分が働くことが想像できるか
「この会社はどんな状態なのか」を、感覚的に感じ取ろうとしているようです。
関心を集めている企業に共通して感じたこと
学生が自然と集まっているブースを見ていると、
必ずしも派手な装飾があったり、説明が上手かったり、資料が充実していたりするわけではありません。
むしろ、
- いわゆる教科書通りの言葉ではなく、自分の言葉で話している
- 良い面だけでなく、「大変なところもあります」など足りない点を正直に伝えている
- 学生との距離感が近すぎず、遠すぎず、自然である
といった点が共通しているように感じました。
結果として、
「ありのままの会社の情報」がそのまま伝わっているブースほど、
学生が長く立ち止まっている印象があります。
おわりに
こうした現場を見ていると、
採用活動は、
企業紹介という重要な広報活動だということを、あらためて強く感じます。
だからこそ、
- 何を伝えるのか
- どんな姿勢で学生と向き合うのか
といった点を、
広報戦略の一環として捉え、採用手法や進め方を見直してみることも大切なのではないでしょうか。